中食(惣菜)や冷凍食品に最適!!
ライフサイクルの変化から
食マーケット変化・定着まで
- リモートワーク
- 外食機会の減少
- 自宅で昼ご飯、夕ご飯
- 宅飲みの増加
- 簡便メニューの作成
- 即食レシピの作成
(忙しく、調理に時間を割けない) - 中食や冷凍食品の増加
- 人の出入りが回復も、中食や冷凍食品は定着。急な食事のお誘いに対応、夕食キャンセル、夜食のパートナーに
中食業界の進展
2022 年の惣菜市場は前年比 3.5%増の 10 兆 4,652 億円と、2 年連続で拡大。新型コロナウイルス感染 症流行前の、2019 年の 10 兆 3,200 億円を上回った。各業態が堅調に売上を伸ばしているなか、特にコンビニエンスストアや食料品スーパーマーケット、惣菜専門店などの中食業界が進展。
冷凍食品の販売量増加
令和4年(1~12月)のわが国の冷凍食品国内生産は、数量が1,598,808トン(対前年比(以下、同じ) 100.7%)と前年を上回った。また、金額(工場出荷額)も7,639億円(104.0%)と前年を上回り、調査開始以 来最高となった。
大分類の品目別生産量では、国内生産の大半を占める調理食品(100.9%)が増加。小分類の品目で前年に対して量的に大きく増加したのは、春巻(4,644トン増、122.9%)、ギョウザ (3,836トン増、103.9%)、パスタ(3,542トン増、105.7%)、うどん(2,997トン増、101.5%)などであった。
業務用 | 家庭用 | 合計 | ||||
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数量(t) | 金額(百万円) | 数量(t) | 金額(百万円) | 数量(t) | 金額(百万円) | |
2018年 | 899,772 | 397,633 | 687,236 | 319,335 | 1,587,008 | 716,968 |
2019年 | 896,107 | 381,514 | 692,350 | 316,437 | 1,588,457 | 697,951 |
2020年 | 779,948 | 327,882 | 771,265 | 372,612 | 1,551,213 | 700,494 |
2021年 | 788,838 | 342,762 | 798,253 | 391,504 | 1,587,091 | 734,266 |
2022年 | 793,812 | 357,781 | 804,996 | 406,145 | 1,598,808 | 763,926 |
引用:一般社団法人 日本冷凍食品協会
家庭用冷凍食品の伸長が顕著
食品ロス削減の目的でも冷凍食品は普及中食・冷凍食品のさらなる品質・美味しさ・
使い易さの向上が求められる
たれ・ソース類は料理の決め手。
惣菜、冷凍食品の味付け、風味を向上するだけでなく『美味しさ持続機能』を付与する。
でん粉類はその担い手として多くの場面で活躍している。
低中粘度ソース(たれ)
テクスチャー・濃厚感・保水性
中粘度ソースには、ベシャメル、デミグラスなどの洋風ソース類や、酢豚、八宝菜などの中華あんかけ類が多く含まれており、これらは料理と一緒に食されることから舌ざわりや舌に残る濃厚感・ボディ感が重視され、でん粉やでん粉と多糖類の併用で増粘される場合が多い。さらに、たれ・ソース自身の保水性、離水防止性が要求される。
高粘度ソース(たれ)
見栄え・伸展性
高粘度ソースは、食品素材に味付けすると同時にその見栄えも重視したコーティング用の調味料である場合が多い。すなわち、焼鳥や肉団子などの食品素材の全面を覆うように均一に広がる伸展性と付着性、さらに付着した調味料が時間経過しても食品素材から流れ落ちることのない、たれ落ち防止性の機能特性が要求される。
風味立ち | くちどけ | 粘度安定 | 冷凍耐性 | レトルト耐性 | 安定供給 | |
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馬鈴薯 | ◎ | 〇 | △ | × | × | × |
ワキシー | △ | △ | ◎ | ◎ | ◎ | △ |
タピオカ | ◎ | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 |
●家庭調理/片栗粉(馬鈴薯)
●店舗(SM)調理/馬鈴薯
●冷食、レトルト食品/ワキシースターチ(コーン)、加工でん粉(ばれいしょ・ワキシー)